学生時代「"何も起こらない映画"好き」を自称していた私からすれば、"色々起こりまくる映画"。
加えてロードムービーの何が苦手かを常々述べてますが、寄る先々で起こる出来事が取ってつけたようなのばかりだな>>続きを読む
途中で、映画を観る意味みたいなものを反芻していたら終わっていた。
ちょいちょい笑えるところがあってよかった。この監督やっぱり好きやわ
湖のシーンが、今年観た映画の中でぶっちぎりであざとくて最高でした。
父になれない池松壮亮が父としての役割を果たす物語。
男の子にかける「ブレる男はモテない」という言葉はまさに見本(強制>>続きを読む
舞台設定が最高。タイプキャスト大歓迎で最高。の、スペシャルな作品。映画館で何度も繰り返されていた三谷幸喜の最新作が霞み消えゆくことだろう。そうであってほしい。
メンタルヘルスの問題って人間の全てなので、これをみるだけである程度改善できるとするとかなり凄い
そして映像もスパイダーバース以降の表現といった感じで良かった
ここまでやっておいてラストが『真夜中の虹』みたいなの凄すぎた
飯の色の演出がややあざとい
映画はキャスティングでほぼ決まるとはよくいったもので、「男女のこの状態を客観視できるって貴重」と思いながら主役3人の挙動をずっと眺めていた。
4作ほど観て、トリュフォーってイメージよりセンス系仕草が>>続きを読む
何とも愛おしい軽薄さ これは何事にも変え難い
人との関係を途方もない努力でもってしか保てない、大きな愛が欠けているドワネルが哀しくもありつつどこか楽しそうに映るのは、似た人間にとっては救いかもしれな>>続きを読む
女性への異様な執着心の根っこはやっぱりここにあるんだな、、、
全く映画と関係ないけど、現代で映画が死にかけてる理由って、スマホが映画において全く映えないからじゃないのかな
その点、この映画には映画に>>続きを読む
これを野生的であると目一杯オブラートに評するとして、もちろん現代ではどうしようもなく受け入れ難い(普段子どもと接していないと尚更キツいかもしれない)けど、その先にそろそろ達しそうな何度目かの理性への信>>続きを読む
全員狂い出した後半の初めはかなりよかった。変に気を衒ってる感じでもないし。
ただその物語が閉鎖的な家(悪)↔︎開放的な外(善)の二項対立に全てを託して着地するのは、開き直って責任をぶん投げる潔さもなく>>続きを読む
原作を読んだ時、こういう作品を作る人間が存在しているということに感動したんだが、それが蘇った。
逆説的ではあるけど、(このタイプの)アニメの方が実写映画よりも人間の作為が全てに宿っている分、偽れないア>>続きを読む
余りに丁寧な演出から透けて見えるガチ感というか地肩の強さ。ストーリーとしても、肥大する自らの内なる欲求を(愛)憎入り混じる姉の手前受け入れられず狂っていく様は、やはり独りでに狂っていく人などいないとい>>続きを読む
真面目に、スピルバーグってスピってると思っていて、人間多かれ少なかれ皆スピってる中で、そのスピり方に溜飲を下げられるかが評価の分かれ道な気がする。
レイチャールズの名言を探したが、どこで言ってたんだろう、、、、
凄すぎないか?
音楽に映像をつける、という企画からスタートしてこうなるか????
タイトルがこれで主題があれ、で濱口監督初見なんですが「意外とベタやな」なんて思ったけど、こんな"名画"みたいなのを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
狐狼の血2のときも思ったけど、斎藤工は現代人以外やらん方がいい おれには1人だけ異様に世界から浮いてる様に見える話し方
好きな題材だっただけに気になった、、、
その点草彅剛は市村正親ほどその辺を理解>>続きを読む
映画もろくに見てなかった頃、タランティーノに『ヘイトフル・エイト』から入ろうとして完全に失敗した人です。
ただ、これは映画館で観るとその真価がわかる、と端的に感じました。配信で観ずにこれまで我慢して>>続きを読む
めちゃくちゃいい映画だった。
親子編のクライマックスの演技が三者三様に凄すぎて気持ちがぐちゃぐちゃになった。
役だけではなく実年齢も風間杜夫の方が上なのに、完全に親子だった。
ほんで名取裕子のパー>>続きを読む
『破局』と『幸福な結婚記念日』以上のものがない
1つのモチーフのままでもっと長いともっと面白くなっていく気がする こういうのはしつこくしてなんぼやな
アロー、アロー
労働のシーンがあると好きになることが多い。特に工場労働と、キッチンでの労働。
更にいうと食事の準備をするところ。ガチャガチャうるさいと尚良し
「他人の生活」が映し出されるとグッとくる