天地明察のヤムチャンのレビュー・感想・評価

時は江戸、天に挑むとは膨大な時間を捧げねばなるまい。それを成し遂げるとなると果てしない偉業。
何でも瞬時にわかる時代からは想像しにくく、安井算哲の天文・改暦に一生涯をかけて挑むという覚悟感が時間軸的に表現できてなくて物足りなかった。
所々時代錯誤なセット小道具が垣間見え、興醒めするがそこは野暮。知的な時代劇も一興であろう。