エスパーいとぅ

武士の一分(いちぶん)のエスパーいとぅのレビュー・感想・評価

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)
3.8
山田洋二時代劇三部作の一つ。
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」は鑑賞済み。

公開当初は木村拓哉主演の時代劇ということで話題になっていたが、そのころの自分は興味が沸かず観ていなかった。
それから14年を経てようやく鑑賞。

うん、面白い。
山田洋二監督の時代劇はどれも心に響く。
時代劇なんだけど現代劇のような佇まいを残しつつ、決して雰囲気を壊さない、そこが共通している良い部分かと。

木村拓哉・檀れいともに良かったけど、一番は笹野高史かな。
彼の存在がこの作品にはとても重要だった。

時代劇ってときどき無性に観たくなる。
自分が歳をとったせいなのか、日本人だからなのか、それは分からないけど。
良き作品でした。