daiyuuki

スモークのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

スモーク(1995年製作の映画)
5.0
10年以上もの間、毎日、同じ場所にカメラを向けるタバコ屋の店主にハーヴェイ・カイテル。店の常連客で、店主の写真のなかに亡き妻の姿を見つける作家、ウィリアム・ハート。そこにもうひとり、作家を交通事故から助け、父親を探す黒人少年。映画が進むにつれ、3人それぞれの家族関係が浮き彫りにされていく。 偏屈な煙草屋オーギーとスランプ中の小説家ポールのベタつかない男の友情、スランプ中の小説家と父親を探す青年の交流、父親を探す青年ラシードの新たな再出発、人々の絆の儚さと温もりがじんわり伝わってくる傑作映画です。「人の魂を測るのは煙を測るようなもの」ラストのオーギーのクリスマスストーリーが印象的です。