たばこ屋の店主と妻を亡くした作家
そしてその作家が車に轢かれそうになり
助けた少年
各々が少しづつ関わり合いながらお互いの良いところを見つけていく…
そんな風に感じました
少年は時には自分を偽り他人になることで優越感を感じられる
だがそんな嘘も大人には見破られるのだ
それとは相反し大人はこちらが嘘だと理解できててもこのまま騙されようじゃないかと思える程の巧みな話術に圧倒される
そして楽しみや苦しみ・悲しみの全部を経験したからこその余裕さえ感じられる
最後のお婆さんに騙し騙されて過ごしたクリスマスの夜の話は素敵だった
世の中スモーク(嘘)だらけで成り立っているけれど煙を掻き分けて物事を見つめ
本当の自分探しをするのもいいかもしれない
私にはこの作品は敷居が高すぎてレビューが無茶苦茶になったけど
要するに直ぐに見破られる嘘はつくなってことなのかな……