旦那がクリスマスに観るならこの映画だ。
と付き合った当初に言っていた映画。
結婚2年目にして、クリスマスが来るのを待ち、ようやく観ることができた。
たばこ屋さんと黒人の少年、小説家の話が交差する素敵なお話。
それぞれの嘘と本当が短編小説のタッチで描かれている。
要所要所に出てくるたばこを吸うシーンはその時の心情に合わせて味が変わるようなそんな感覚にもなる。
美味しいたばこ。
苦いたばこ。
味すら感じないたばこ。
初めてのたばこ。
いつも通りのたばこ。
冒頭で出る
「煙の重さ」の話が後になってじわじわとくる。
その重さは吸ってみないとわからないわけで、、、、
涙するほどの感動ではないものの、なんだかじんわりと温かい気持ちになるようなそんな映画。
映画の話とは逸れるけれど、これを一緒に観ようと言った旦那は、ものの開始10分で、爆睡。
授乳中だからたばこなんて吸えないけど、
観終えたら一本吸いたいぐらいの気持ちだぜ。