ミスタア・ロバーツの姐のレビュー・感想・評価

内容はなんてことないコメディ調の戦争映画で特筆するストーリーも抑揚もなく、初ジョン・フォード作品として観るには絶対に間違っていた。ついでにヘンリー・フォンダも初めてだったけどこれも多分推奨されない。
ただ、とにかくジャック・レモンはよかった。彼らしいコメディ的な間や動きがこの頃から既に完成しているし、シリアスなシーンも自然に上手い。最後の長回しで手紙を読む場面は喜哀楽が全て出ていてすごい。
これで助演男優賞を獲るのは、それはそうだよな〜