Takuma

ダークナイトのTakumaのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.4
エンターテイメント作品として最高峰だと思う
バットマンにジョーカーというキャラクターの強みは言わずもがな、
壮大ながらも重厚で深遠な物語性と、予測のつかない展開にハラハラさせるようなカメラワークとアクション、万人から支持される名作たり得る条件がだいたい揃っているように感じた
細部まで緻密に作り込まれているとわかる、非常によく出来たお話です。

今作を象徴するようなスリリングで目紛しく動く映像は時に脳内処理が難しく、情報量も非常に多いので
白状しますと、「今何が起こってるん??」となってるシーンが何箇所かありました
ストーリーも、勧善懲悪で割り切れるスカッとできるヒーローものとして見る勿れ、的なニュアンスがあり、ヒーローはヒーローでも色んな意味で頭を使う映画。

しかしそれでも2時間半ずっと釘付けになって観てた自覚もあるし、全く長さを感じなかったので
観る側の精神状態に依らず楽しめると思います
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