ひっさびさに観て、やっぱりすごい。
ヒース・レジャーが命に代えて演じた狂気に圧倒されて、「ジョーカー」が正統な続編と思えてくる。やっぱり同作観る前に復習しておけば良かったなー。
バットマンとジョーカーが似たもの同士の狂人で、闇のバッドマンと光のデント、そしてデント自身が持つ人間の普遍的な２面性を、しつこいくらい出てくるコインの表裏が全て象徴してて心の闇が深い。
命をコインの表裏で運に任せるのは「ノーカントリー」のシガーが同じ演出だったね。
バットマンの最新テクノロジーの小道具を見せていくのがおなじみ００７シリーズとかアイアンマン的な楽しさで、大破した車からバイクに可変しちゃうシーンが最高だった。
最後ジョーカーがどうなったかが曖昧で、このあと「ジョーカー」につながるって考えると腑に落ちる。
