〈突如現れた狡猾な犯罪者・ジョーカー。バットマンに執着し、ゴッサムを襲う彼にブルースらは翻弄される。仕掛けられた犯罪ショー、バットマンの下す最後の決断…!〉
連鎖する悪夢、描かれる群像劇。バットポッドなどガジェットにも注力しながらも、驚く程に練られた展開に目が離せない…。
病院丸ごと爆破は実写でチェイスシーンはミニチュア撮影だとか、ヒース・レジャーの演技だとか語るところが多すぎる。
正義のために、何を犠牲にできる?身を再び落としても全てを守ろうとするブルース、邂逅する善と悪。
観る者のヒーロー像、そして正義の定義をひっくり返す2時間半。