カナ

女ばかりの夜のカナのレビュー・感想・評価

女ばかりの夜(1961年製作の映画)
4.0
原知佐子、浪花千栄子演技うんま〜〜〜

「大人じゃ無くてババアだろ」
「気にすんなよ、モダンジャズ聞いてると思ったら良いんだから」

パンチあるセリフが飛び交う女ばかりの映画
田中澄江👏🏻

体を売ることでしか生計を立てられなかった女たち
彼女たちは、売春防止法が施行されてから、体以外でお金を稼ぐ感覚を取り戻すために更生目的の寮に暮らす。

とんでもないスピードでの掛け合いは面白すぎるし、浪花千栄子演じるレズビアン・亀寿のインパクト凄まじい。
コミカルな役柄でもあの顛末は現実味が…辛い

女工による酷い集団リンチが痛々しくて見てられない

やっと手に入れた安寧の地、理解ある恋人でも結局は過去が付き纏って苦しんでしまう

自然を求めるラストには納得だな〜

展開が早過ぎ、詰め込みすぎではあるけど
面白かった。W田中素晴らしい
カナ

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