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汚名のtoaのレビュー・感想・評価

汚名(1946年製作の映画)
3.3
久しぶりのヒッチコック古典サスペンス。面白かったです。
生い立ちが気の毒な主人公がパーティで出会ったFBIにスパイに仕立てられ、ナチの残党疑惑がある男の家に色仕掛けで潜り込む。この三角関係がメインながら、それぞれの想いと台詞が諸刃のように自分に返っている皮肉的なお話しだった。
ラスト巧いわぁ。
後の監督作品にもある眩暈や小物、いろんな演出表現の原型が観られる。

イングリッド・バーグマンは言わずもがな美しく声も素敵。
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