家族と引き離されてブルガリアの強制収容所を脱走して一人デンマークに向かう少年の話。
逃亡とロードムービー、あと人間の善と悪が混じったようなストーリー。
外の世界を知らないデビットが、行く先々で冷たい人やいい人、いい人ぶってる人に出会って何かを感じていそうな繊細な様子と、逃亡中に見つかるんじゃないかっていうドキドキがバランスよくて見始めたら一気に集中して見てた。
誰を信じればいいんだろう。なんで人は悪いことをするの?という少年の気持ちがとても切なくて、いろんな難関を乗り越えてのラストは号泣だった。