たぶんもっと面白くなった映画
2017年のアメリカ。かつての社会は崩壊し、政権に統制された中で人々は暮らしていた。そんな人々の鬱憤は暴力的なテレビ番組「ランニングマン」に注がれていた。
警察官のリチャーズ(A.シュワルツェネガー)は暴徒鎮圧の命令に背き投獄されるが、囚人たちと結託し脱獄を果たす。しかし、国外逃亡を果たす寸前に再び捕らえられ、ランニングマンの出場者として半ば強制的に参加させられるのであった…
というお話。
統制社会における道徳観の崩壊というテーマが有りそうでそんなに無いです。
サラサラッと作品を作り上げてしまった監督に対して快くない印象をシュワちゃんも抱いていたとのエピソードもあるくらい、お話は非常に淡白です。近未来サスペンス要素をもう少し足せばより魅力的になったのでは。
まあ、そんなことはさておき、若かりし日のシュワちゃんが躍動する姿は目の保養になります。古きよき80's 近未来SFモノの一つでしょう。
BS朝日の放送では字幕版だったため、0.7ポイント減点です。
