なぜこんな下らない形での映画化をしてしまったのか…
原作となったS・キングの同名小説「バトルランナー」は、主人公ベンが逃避行中に行う言動が、統制国家に不満を持つ市民達に革命のきっかけを与えていく描写がとても秀逸で、統制する側と統制される側のなんとも絶妙な駆け引きが本当に面白い作品だった。
内容も実にシンプルで、そっくりそのまま映像化しても全然大丈夫(と言うより、むしろ原作者キングはその作品を映画化させる気満々で書いたのでは…？)だったはず…
今作、なぜあんなにも下らなさに下らなさを加えたような改変をし映画化してしまったのか。
皆さん活字を読む習慣があるのなら是非小説の方読んでみて。アレは別物だから。
