トノモトショウ

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのトノモトショウのレビュー・感想・評価

2.0
ダニエルの圧倒的な芝居と、それに呼応するかのように底の見えない演技のポール・ダノ。二人のやり取り部分が鮮烈なだけに、全体の物語にまったく魅力が感じられない。丁寧ではあるがあまり中身のない演出ばかりが続き、キャラクターに奥行きが与えられないせいで、描きたいテーマが見えにくい。