ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの作品情報・感想・評価・動画配信

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に投稿された感想・評価

mchi

mchiの感想・評価

4.1
あまりの変人さに笑ってしまうことも❗️けど人の本質をついてるなーって
鋼鉄神

鋼鉄神の感想・評価

3.8
初鑑賞。良かった😁

台詞無く、色彩乏しい中、ひたすら穴を掘る🧐何これ⁉️………で始まった🤣不協和音⁉️ホラー映画⁉️なBGM。アートのような作り💡

表面的なわかりやすさは皆無で、難解な作品。好みの分かれる作風。

オイルと信仰の対比は興味深く、そのまま人物へ投影されている🧐

ダニエル・デイ・ルイスの圧巻の演技に脱帽👏👏👏監督のセンス、才能も驚異的💡

気分にイマイチ合わなかったから、そのうち再鑑賞予定😎
PTAらしい重厚な作品。というかここから始まったと言うべきか。『ザ・マスター』を見た時、この重厚さがどこから来るのかいまいち分かってなかったのだが、ジョニー・グリーンウッドの印象的な劇伴と、ロバート・エルスウェットの撮影の力に支えられているのだと気づいた。そして何よりダニエル・デイ・ルイスとポール・ダノの熱演。それらが有機的に絡み合うことで、言い知れない奥深さを堪能できる上質な作品に仕上がっている。

拝金主義と宗教を対比し、そのいずれの狂気も描いていて、それをそのままダニエル・デイ・ルイスとポール・ダノの対立構造に置き換えている。
どちらも似たり寄ったりで醜くく、それに傾倒した2人の末路は......という悲劇を描く。

一番印象に残ったのはなんと言っても終盤の2人の対決。このシーンのダニエル・デイ=ルイスの演技はあまにもすごく、恐ろしいような笑えるような、よくわからない気持ちに観客を追いやる。
彼のモデルには実在の石油王の他に、ドラキュラ伯爵も取り込まれている。資本主義において他の生物の財産を吸い取る化け物。この作品は1人の人間が怪物になるまでの過程を描いている。
それと相対するポール・ダノも素晴らしい。当初はまともな青年の役かと思いきや、彼独自の狂気が見えてくるその過程は必見だ。

ただテーマはいうと、ピンとこないと言うか、うまく咀嚼できないw 狂気と狂気の対決、そしてそこから生まれる悲劇....という構図で、ストーリーは面白いし魅入られてしまうのだが、肝心なテーマ性を掬い取れないのはザ・マスターと同様、頼む誰か...!という降参の気持ちだ笑
理解できないのではなく、あまりにも作品としての迫力がすごく、ストレートな解釈ができなくなってしまっているのだと思う。そういう意味でPTA作品は鑑賞するのに体力のいる作品と言える。

とはいえ俳優陣の熱演と、上質な画と音楽によってだけでも十二分に楽しめる上、凄みを感じることができる作品。何かの折にまたこの映画に挑戦したい。
巨匠の風格を感じさせるポール・トーマス・アンダーソンの重厚な演出が素晴らしい。相変わらず画作りも完璧。
ダニエル・デイ・ルイスとポール・ダノの演技も見応えある。クライマックスのI drink your milkshake!のくだり最高!
ジョニー・グリーンウッドの音楽も素晴らしい。
YAZ

YAZの感想・評価

4.7
新作公開されるPTAの観る
また観るです

19世紀末から20世紀初頭にか
けてし他人は総て失敗しろと言い
切るが家族は大切にする石油採掘
に憑かれた男と節目節目で彼に関
わる牧師の話
胡散臭い似た者同士もどちらが自
分に誠実なのでしょうか

久しぶり観ましたけどボリューム感半端
なく映画観たな~と
長い時間なので詳細飛ばしてるけど一人
の男の話とトータルで考えると想像でも
補えるのであまり気にもならず

欲望達成の為なら息子も宗教も利用する
ダニエルの罪と罰
神父との関わりで物語が動くのでどうし
ても宗教に目が行くのは致し方なく
彼も神には勝てずのように思いました

騒々しい映画ですが冒頭15分の静か
な時間がとても効いてるしとても好き。
詐欺師か牧師風かとお宝眠る土地買い
占めの住民説得で饒舌なダニエルに
豹変する展開良いです

突然現れた弟とのエピソード、成長した
息子との対峙でのダニエルの言葉は嘘
か真かは委ねられてる。
私は嘘派でありますが

亡くなった数年後ということでアルトマ
ンに捧げられてるのを記録として

新作楽しみであります
水もミルクもやがて流れる汗や血となりぜんぶ石油に溶けてしまった。
たった一つのコンプレックスで永遠に幸せにたどり着けない、そんな「家族が欲しいだけなのに」な主人公の悲哀が浮き彫りになり、後半にかけてどんどん重々しい話になっていくのに前半の方がダウナー、後半の方がアッパーでコミカルって何事よ。
だから伝説の「お前のMilkshake」のシーン、思ってたんと違うくてむしろ最高だった…。資本主義が自由の名の下に生み出した、お前の物は俺の物マンと守銭奴似非宗教家のしょーもな対決、恐怖と笑いが混在した無意味で空虚で無茶苦茶なシーン、これはPTA、ほんとPTAだわ~

でも個人的には、イーライの悪魔祓いが良過ぎたのでカズデミー賞はポール・ダノに差し上げます。あと油田事故現場から息子を抱えて走るショットが最高でした。
なざ

なざの感想・評価

4.1
すごい余韻

怪演が光る
Daniel Day-Lewis と Paul Dano
はま

はまの感想・評価

3.8
ロケーションとテーマ選びでもう勝ち
ジョニー・グリーンウッドの不穏な音楽も良い
リコリス・ピザが楽しみすぎる、生きるモチベ
とりこ

とりこの感想・評価

4.2
傲慢で冷酷で強欲なダニエル・デイ=ルイスがあまりに愚かで人間味に溢れていた。ふとした瞬間の表情に垣間見える哀愁、愛と野心を両立することのできないもどかしさ。夢を叶えたからといって、大金を手にしたからといって人間幸せになれるとは限らない、孤独ほど恐ろしいものは無い。観る者の不安を煽るジョニー・グリーンウッドの音楽も良かった。
♪ 救えない 引き裂かれた心を誰にも
  逢ってみたい このボクを求める人に

リアリティ。それは映画の骨子。
どんなに奇想天外の物語だとしても、両脚が大地についていなければ大衆に受け入れられません。映画に難解な哲学を求める向きは少数派です。

そう考えると本作は筋骨隆々な物語。
序盤の黄金を掘るところから油田に行き着くまでの展開は、まさに“現実”をフィルムに刻んだかのような説得力。圧巻としか言えない重量感です。

また、小出しに見せていく筆致も見事な限り。
「この人はこういう人です」なんて説明はなく、観客が一歩踏み込まないといけません。ゆえに気付けば20世紀初頭の息苦しい世界観に呑みこまれてしまうんですね。

ただ「それが面白いのか」は別の話。
要はファストフードで小腹を満たしたいときに入る店じゃあない、ということです。

そりゃそうですよね。
ハンバーガーで良いのにサーロインステーキを出されたら「勘弁」と言いたくなりますよ。

なので、これは僕のミスですね。
もっと映画を渇望するときに臨めば…うん。もう少し、評価が上がったかも。今の茹でた僕の脳みそには少し重すぎました。

だから、監督さんの想いも受け止められず。
現代社会における石油は「血液」と呼ぶに相応しいですから、考察に考察を重ねれば面白かったと思うんですが、頭を動かさなければ“醜悪な皮肉”にしか見えません。何事もタイミングですな。

まあ、そんなわけで。
石油王の半生を描いた物語。
感動も爽快さも知識が血液に馴染む感覚もなく。ひたすらに脂っぽいステーキを食べさせられる展開が続きますので、体調を万全にして臨むが吉です。中途半端な姿勢だと胸焼けすることでしょう。

ちなみに余談として。
本作を観賞していたら昭和40年代まで建設現場で死亡事故が多かった理由が分かりました。強度が足りない木材を櫓に使えば、そりゃあ壊れますわな。その結果が飛来落下事故。ヘルメットは大切ですね。
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