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ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのsketchのレビュー・感想・評価

3.7
血と泥と油と。

品性に欠け、教養もないが野心だけはある主人公が19世紀末から20世紀初頭のアメリカを舞台に石油産出でのし上がっていく話。

それに、これまた宗教も絡んでくるんですが、『プリズナーズ』といいキリスト教に関わる映画でのポール・ダノは大体エラいことに…

映画としての雰囲気は『ファーゴ』や同年に公開された『ノーカントリー』なんかに似ていて、物語は淡々と進んでいくのでちょっと長いかなーといった印象。人の業を描いている部分なんかは前2つと一緒ですね。

もう少し年をとってから、もう一度見てみたい映画でした。
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