紅茶

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの紅茶のレビュー・感想・評価

5.0
一人の男が欲に埋もれ、堕落していくというストーリーの中に宗教観や資本主義社会の問題などが組み込まれているし、何と言ってもダニエル・デイ・ルイスの怪演が見入っちゃう。(もちろんポール ・ダノの演技も素晴らしい)
独善的な性格で血に染まっていく姿とやっぱり血縁のある者しか信頼できないという二つの意味がかかってるタイトルも素晴らしい。
あと、音楽を担当しているのはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。不気味過ぎるストリングスやよくわからない楽器が鳴ってて、この映画の恐ろしさが十二分に増している。
なんとも整理のつかないレビューですが、確実にわかるのは自分の価値観に影響を及ぼした映画であることですね。
紅茶

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