おそらくはこれの影響のためにそうなっているのだろうが、フレンチ・フィルム・ノワールというよりは、よく日本のドラマスペシャルで一匹狼で孤独な刑事が主人公のドラマがあるけど、そういうドラマと同じような雰囲気のものに感じられた。(もっともこれの主人公は刑事ではなく、殺し屋だが)
タイトルがサムライであるのとはまた別に、なぜかすごく日本的な作品に感じられた。
しかし日本のそれと大きく違うのは、女性たちの立ち回り方で、女性たちが変にじたばたせず、凛としていて、男と対等にあるので、そこが良かった。
ストーリーが、というわけではないんだが、久しぶりにいまの自分では理解できない作品だった。