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真昼の決闘のhigadesignのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.6
20211207-512、20230130-048
正午に着く汽車を待つ、ハドリーヴィル
原題:High Noon (1952)
原作:ジョン・W・カニンガム(en:John W. Cunningham)の小説『ブリキの星』(The Tin Star)に基づく
監督:フレッド・ジンネマン
脚本:カール・フォアマン(ユダヤ人、代表作『戦場にかける橋』『ナバロンの要塞』)は、この作品の撮影中から赤狩りの対象となり、完成後、英国へ亡命
アカデミー賞4部門受賞(主演男優、編集賞、映画音楽賞、歌曲賞)
リアルタイム劇(午前10時35分~正午すぎ)
ゲイリー・クーパー(51歳)腰痛のためアクション少なめ
グレイス・ケリー(22歳)映画デビュー作
クエーカー教:プロテスタント一派。戦いを行わない
若き日のリー・ヴァン・クリーフ
教会で協力者を求めるが意見バラバラ、協力者現れず
復讐に来る4人の悪党、町の住人は誰も協力しない。少年だけが協力志願→子供だと言われ拒否されるが最後、馬車を乗り付ける。
連邦保安官のバッチを地面に捨てる

教会:マラキ書4章
*町の教会はプロテスタント?、結婚式は身内のみでクエーカー教

主題歌:「High Noon(ハイヌーン)」作曲ディミトリ・ティオムキン、歌テックス・リッター "Do Not Forsake Me, Oh, My Darlin" で始まる
教会で歌う「Glory, glory, hallelujah!」歌詞には新約聖書の『ヨハネの黙示録』の影響
歌詞の「怒りの葡萄(grapes of wrath)~」:「葡萄」とは、神の怒りによって踏み潰される「人間」のことを意味する
→「ジョン・ブラウンの亡骸( John Brown's Body) 」 1861年に勃発したアメリカ南北戦争において北軍の兵士らが歌っていた流行歌・行進曲。日本では童謡「ごんべさんの赤ちゃん」(TVでよく聞くBGM)

『真昼の決闘』の反対的な作品(アンチテーゼ)同じような設定内容→『リオ・ブラボー』
『真昼の決闘』の影響を受けた作品→『荒野のストレンジャー』『ダーティハリー』『アウトランド』

あらすじ
https://thatsmovietalk.com/highnoon/
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