素直に言わせてもらうと街の人間カスしかいねえ〜〜、2人が去った後の街は是非とも荒れに荒れてから破綻して欲しい気持ちがある。
アメリカの善性の象徴がケインなのかな、ラミレスは「本当の男というのはケイン…
物語の展開、ショットの流れ、カットの繋ぎ、すべてに無駄がなく完璧な映画。保安官ケインの足元に伸びる影、刻々と時間を刻む時計が見ている我々の心臓を叩く。冒頭にオープニングテーマとして流れる歌によって、…
>>続きを読む恩赦で釈放された無法者ミラーが正午の列車で復讐にやって来ることを知った保安官ケイン(ゲイリー・クーパー)の孤独な戦いが描かれています。
結婚式の直後、しかも保安官のバッヂを返還して、美しい新妻(グ…
正義を遂行することの難しさ。これは西部劇の大きなテーマの一つだし、本作が後の作品に与えた影響も大きいのだろうな。「七人の侍」で「己のことばかり考えるやつは、己も滅ぼすやつだ」みたいな台詞があったが、…
>>続きを読む16m
85分で85分
グレイスケリーのバッキバキに仕上がったビジュアル美しすぎる。リアルプリンセス。それだけで満足してしまうのだが、
夫(主人公)がおっさんすぎて、😅まぁ渋くてかっこいいんだ…
1952年製作。原作ジョン・W・カニンガム。脚色カール・フォアマン。監督フレッド・ジンネマン。高校生の頃にテレビで一度観ただけだったんだけど、いろんな書物、文書で紹介されたりしていて幾度も観たような…
>>続きを読む 10時35分から12時までの、映画的時間のなかで、緊張が持続し、苦しくなる。「現在」をも見据えたように感じる傑作。
物語の筋はいたってシンプル。かつて保安官として、逮捕したならず者が復讐に来ると…
復讐に燃える男を迎え撃つか、それとも若い妻を連れて逃げるか。本作の見事さは決闘の時間が正午であるというのではなく、正午に町にやってくる汽車に乗って決闘の相手がやってくるという設定にしたことだ。主人公…
>>続きを読むラストシーン痺れる〜ケーンの矜恃。
自分の手が汚れる心配がない市民は決闘に反対であったり無関心であったり、かつての仲間は大義よりも自分の身を心配していたり、その分ケーンの義理堅さがより強調されてい…