ShintaroOoooooo

真昼の決闘のShintaroOooooooのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.8
窮地に陥ったときは誰も助けてくれないと世の中に訴える名作。

敵が映画残り10分までほとんど動かず、アクションシーンも全く無い西部劇。
しかし、主人公を取り巻く環境は多くの人に心当たりがあるのではないか。
どんなに主人公が人々のために功績を残していても教会すらも味方にならず孤立無援。
友達からも見放され、みんな自分のことしか考えない。
見て見ぬふりしてしまうのは、いじめの構図と同じで、映画を観ていてつらいところである。
主人公の立場になったら、こんなとこやってられっか!と保安官バッジも投げ出したくなる。
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