Ken

真昼の決闘のKenのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.0
若い娘好きなおじさんがみんなに頼って回るが、誰にも協力してもらえず孤軍奮闘する話。
アメリカ映画を観てて思うのですが、アメリカは自衛主義や個人主義が強すぎて、警察や公共的なものは成立しないように見える。個人で何とかする、這い上がっていかなきゃいけないという考え方が強いから、どいつもこいつも利己的になる。だったら自分で何とかしろよといつも観ていて思います。
製作された当時の時代背景や上映後の話まで知るとより楽しめた。これは非常に重要な映画。
1953年のアカデミー賞作品賞映画として観たことにします。地上最大のショウは観るかどうか…。
自分も解説見て知りましたが、IMDbレビューでは一番上にマッカーシー上院議員の名前が出ているがFilmarksには触れているレビューがほとんどない。なるべく映画だけに集中して自分の感想を決めたいとも思っているけど、知識不足だったり映画側の情報不足もあるので解説や文献を併せて調べることも重要かなと思いました。
Ken

Ken