りえあおき

真昼の決闘のりえあおきのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.0
時期や製作者の出自を加味すると、赤狩りのメタファーなんですね。途中で思い至った。

現代人の私、からすると、何がそんなに問題?という点があって そこを意識して観ていたら じわじわ 見えてきた。

主人公は正しさ、使命感、ポリシー、なにより町を大切に思うからこそ逃げずに街にとどまるのに、皆 理由をつけて加勢しない。ある日突然 孤立無援になる。逃げればいいのに、何故逃げない!とは言われる。

これは、どこの国、どのコミュニティでも起こる事。古くならない。付かず離れずの相棒はジェフ・ブリッジスのお父さん、ロイド・ブリッジスさん。こないだ親子共演していたブローンアウェイを観たばかりだったので楽しくみた。

最後の方、ぐっと来たけど、画質がVHSおこし?なのか とても ひどくって この映画の本当の良さを全然感じられてないんだと思う。なにより集中するのが かなりむつかしかった。いい画質でみたら 映像表現そのものに、もっと惹き込まれたのかもしれない。構図が格好いい場面沢山あったし。残念。

ワンコさんの映画『真昼の決闘』のレビューがいい
https://filmarks.com/movies/33966/reviews/173532088 #Filmarks #映画 #真昼の決闘