さーやorべりす

眉山 -びざん-のさーやorべりすのレビュー・感想・評価

眉山 -びざん-(2007年製作の映画)
3.0
母親のことを他の同級生の親と違うように見えたり、そのせいで恥ずかしいと勝手に思うことってなんかあるよね、小さいときそうだった。あれなんだろう?
大人になるとすごいなとか立派だなって思えるんだけど親の気持ちなんて幼いときはわかんないもんよな…。
そのまま大人になった二人だけの家族でやっていってる主人公の松嶋さん。
母親の余命が短いと言われて話は進んでいきました。
でも始まりからみてておもったんだけど、この親子じゃなくてもこの病院ちょっとやばくない?
その患者さんいる前で「もうそろそろベッド空くから大丈夫」とか雑談したり、患者さんたちから苦情の出てるナースの愚痴を逆に聞かされる先生たちだったり、ナースステーションの目の前で倒れたのにナース達で集まってて気づいてないとか…。
こんな病院私なら親を入れたくないですってひたすら思ってたからあんまり大沢たかおさんもいい人に見えなくて祝福できない感じのまま見続けてしまった。
大沢たかおさんだけはちゃんと謝ってたんだけどね!
検体のことは、医学生がひとグループ一体づつ本当の死体をメスとか使って練習するのがあるってのは知ってたけど提供してる方の話は聞いたことがなかったからそこは興味深くてよかった!
高知?になじみがなくて阿波踊りとかにあんまり興味がなかったからか阿波踊りのシーン大事なんだろうけど最初からちょっと長く感じたかな。
2時間の映画みたいだけどもっと長く感じた。