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フランケンシュタインのnaのネタバレレビュー・内容・結末

フランケンシュタイン(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリーチャーにとってヴィクターは父である以上に神様、クリーチャーからヴィクターへ向ける感情はアガペー。
勝手に生み出されて、名前もつけてもらえないまま神が死んでしまう、とても可哀想な子。クリーチャーが一番人間。そして神様は原題の『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』に倣って我が子と焼け死ぬ。火を与えた神様が、火を与えられたことによって文化的な生き物になった人間の手によって焼かれ死ぬ、という倒錯感がうつくしい。

BLなんだよなぁ
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