ヴィムヴェンダース監督作。
この監督の映画見たのは2作目!
前に見た「パリ、テキサス」が面白すぎて…!酒どんどん進んで途中で寝ちゃうくらい面白かったから、是非またこの監督の映画を見ようと思いつつ、
ドイツ映画難解だからなーと、なかなか決心つかずようやく見た!
うむ、面白かった!
台詞が詩的すぎて、ついていくの大変だったけど、なんとか。
ザックリ、不死の天使(おっさん)が、
人間の生活をただ見守っていてる設定。
このおっさんは人の心の中の声も聞こえるし、何でも分かるけれど、人が感じる冷たさや時の流れが理解できない。あと、見る世界もモノクロのもの。
この辺は、天使視点のシーンはモノクロで表現してくれてるので、分かりやすい!
で、どうしても人間として
有限の時を過ごしてみたくて、
空気の冷たさや、コーヒーの温かさ、手をこすり合わせる気持ち良さを知りたく、人間になるって感じ
何でもないことが幸せに感じるような良い映画でした。
側から見ると気持ち悪いが、
赤い血を見て笑顔になるおっさんに
とてもグッときた!
そして、初めて飲むコーヒーとか!
シーンが間延びしてて
先の展開になかなか進まないが不自然でなく、ゆったりと観れる映画でした。
眠くなったら致命的だけど
コロンボでお馴染みの
ピーターフォークが本人役で出てるのも面白かった!コロンボはドイツでも通じるのね