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死霊のはらわたのEDDIEのレビュー・感想・評価

死霊のはらわた(1981年製作の映画)
3.6
サム・ライミ監督商業デビュー作。ホラー好きにはもはや紹介不要の登竜門映画だが、怖いというよりも死霊たちのグロテスクなフォルムや臓物などの気色悪さなどが目を見張る。お気楽な5人組が“死者の書”を手にしたことで怪奇現象に巻き込まれていくが、行動が浅はかw

〈ポイント〉
・ホラー苦手な人でも意外にいけるかも
・ただ臓物飛び出たりとかそっち系の気持ち悪さはある
・メインキャストの男女5人組のうち2人の男たちがとにかくお気楽ぱーちくりん

〈雑感〉
いよいよ、サム・ライミ監督の最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が公開されます。
ということで、実は観たことない傑作シリーズ!本作も初鑑賞。
ホラーは苦手ではないのですが、あんまり自分から進んで観ないこともあり、先延ばしで結果的に今に至ります。

まぁせっかくサム・ライミ監督の最新作が公開されるということで、彼の代表作ぐらい観ておかないとなと。
一応ホラーテイストに定評のある監督でもあるのですが、私は『スパイダーマン』シリーズぐらいしか観たことがなかったので。

いやぁこれはなかなか面白いですね。
というかホラー映画としてというよりも、主人公たちの浅はかな行動の積み重ねとか、時代もあるのかもしれませんが死霊たちの朽ち果てる姿など、とにかくホラーコメディと捉えて観てしまったので、所々笑ってました。

割と序盤で最初にピンチを迎えるキャラがいるんですが、「いや、その状況で外出たらあかんやろ」って突っ込まざるを得なかったり、「誰かいるの?」って暗闇の森の中で叫んだりと、行動が全部バカなんですよ。
そんなところも含めてなんだか愛おしい映画でしたね。
また時間見つけて続編など観てみようと思います。

〈キャスト〉
アッシュ(ブルース・キャンベル)
シェリル(エレン・サンドワイズ)
リンダ(ベッツィ・ベイカー)
スコット(ハル・デルリッチ)
シェリー(サラ・ヨーク)

※2022年自宅鑑賞82本目
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