今や『スパイダーマン』シリーズでお馴染みのサム・ライミ監督による、スプラッタホラーの原点。
『死霊のはらわた』最新作のニュースを知って、そういえばこのシリーズ未見だったことを思い出しました。
森の古小屋で休暇を過ごすべくやって来た5人の若者たちが、地下室で偶然見つけた古文書とテープレコーダーを見つけたことから始まる恐怖を描く。
この時代にしては、かなーりグロい作品だったんじゃないでしょうか。低予算ながらも気合の入れようが伺えます。もう冒頭から笑いの込み上げるシーンが沢山あるのですが、特に瀕死状態の友人スコットに向かって「大丈夫、じきに良くなるさ」と言い放つセリフには爆笑でした(〃>З<)
俯瞰、足元、斜め、歪み、たびたび差し込まれる目のアップなど、独特なカメラワークも特徴で、地下室へ踏み入るシーンのカットは『バーバリアン』のジャケデザインを想起させます。
とりあえず2も見終えた時点の感想としては、比べものにならないくらいマトモなスプラッタとして高い完成度。血と一緒に噴き出す良く分からない白い液体、グチャグチャドロドロな特殊メイク、ラストのクレイアニメのように溶解するシーン（紛れてGも数匹登場するので要注意）もひっくるめて最高！
『ブレインデッド』と並んで、ホラー好きなら押さえておくべき作品と感じました。
主人公アッシュを演じたブルース・キャンベルは、血みどろ状態の方がカッコいいw
