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彼女について私が知っている二、三の事柄のmoeのレビュー・感想・評価

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「私が世界で、世界は私だと思った」
思考の氾濫具合が気持ちいい。
独白の場面があることによって、物語が中断され、とても観やすいとは言えないんだけれど、普段いかに自分が無意識のうちに映画に物語を求めていたのかと気付かされた。
アランレネの作品のように断片を構築していくのではなく、あえてバラバラにした状態で観客側に構築させる姿勢は面白い。
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