彼女について私が知っている二、三の事柄の作品情報・感想・評価

『彼女について私が知っている二、三の事柄』に投稿された感想・評価

いくつかの思想と、いくつかの実践。そしてその背景と。
はむかわずにじっと見入るほうがいい。

開発途上の街並みとか、喫茶店とか、憧れだしたのはこの映画のせいでもある。

このレビューはネタバレを含みます

人は言葉を分析したがる。
どんな子やねん南北統一の夢みるの

普通の生活
赤青黄

語彙の豊富さは情報媒体に奪われる
男女
言葉の記号的シンプルさと社会

globalization, imagin…

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自然

自然の感想・評価

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パーマかけてる美容院の客が、タバコ吸いながら交通事故に気をつけてることを話しだすくだりの突拍子のなさ好き

女は女優なのか、主婦なのか?
セリフによって相手を規定する、音がシーン(映像)を規定する

娼婦として働く”彼女”について綴る男の独白。作中に「お決まりの話だ。男に騙され、子供が生まれ、捨てられる。1年後、別の男と同じことを繰り返す。母子院では更生を誓うが、同室の女たちから教わったことは、…

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都市開発と冷戦の悲哀。ただゴダールとはいえ、流石に観念的すぎて眠たくなってくる…ベトナム戦争に関する会話劇はおもしろかった。
arch

archの感想・評価

4.0

『男性、女性』に引き続きジェンダーのニュアンスを感じさせる題名である本作は、パリという都市を"彼女"として置き、ある主婦(かつ娼婦)の一日をドキュメンタリックに描くことで、個を通して全体を撮る試みが…

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教授

教授の感想・評価

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段々と難解になっていく時期のゴダール。
しかしながら、ある程度慣れてもきていて、昔だったら5分で眠りについていた自分にもある程度は何を語ろうとしているかは見えてきた気がする。

1966年当時、激化…

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masat

masatの感想・評価

2.1

露骨。
ジョンソンのコメントが飛び交う横で、子供たちが“簡易”託児所で泣き叫び、別室では主婦たちが股を開く。

これが彼女=パリなのか?
これがこの時の世界の一端なのか?

ヴェトナムから遠く離れた…

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kkmuu

kkmuuの感想・評価

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造成される郊外、団地、売春する主婦、ベトナム戦争、資本主義、赤い車、ささやくナレーション...今回は完敗でした。ああゴダール。

作家の思想が何処に出るのかというのは、俺は子どもに何を言わせるのかだと思っているが、このゴダールはとにかくヤバくて、双子の子どもがひとつになっていく夢が暗示していたのは南北ベトナムだった的なことを言…

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