フュリオサの母で盛り上がったけど、ディメンタスのキャラが微妙で後半もたついてる感じはあった。
でも画面がド迫力なので、観ているだけでストレス発散になる…
大島渚、横尾忠則、唐十郎などそれぞれが考える肉体論が混ざり合っている混沌とした感じが好きだった。
唐十郎の目って表面だけキラキラしていて怖い(いい意味で)
そんな簡単に苦しみから解放されたり、なりたい自分になれるわけないんですよね〜って言われてるみたいで私は好きだった。
アイデンティティが確立していると思い込んでる大人が一番恐怖を感じる映画だと思う。
役者も画も最高なんだけど、何よりメスメリズムが分かりやすく描かれていて感動…
なんだか『怒り』の延長線上の世界を見ているようだと思ったら監督が同じだった。
更紗の優しさは誰にも利用されずに、文と更紗自身だけに向けられていて欲しい。
『気のいい女たち』ってタイトルに惹かれて観て、それがむっちゃ皮肉であることに後から気付く…笑
あくまでレンズは物事の表面しか映さず、映された物の奥にある感情を探っていくのは観る側の記憶や経験の役割なんだなぁと。
クロードの純粋な性格がずるいって思った。完全なクズ男だったら愛や恋の違いは表現できなかったんじゃないかなぁ。
この頃の玉三郎さんの素踊りが見られて満足!2010年以降の玉三郎さんを見ていると、このインタビューとは少し違った女形の捉え方をしているんじゃないかと思った。
叶わないけど、ダニエルシュミットが撮る土>>続きを読む
ずっと観たかった作品
せめてカミーユが才能を確立した後にロダンと出逢ってればと考えてしまう…
カミーユの純粋さを最後まで残して、あれだけの演技をやり通したイザベルアジャーニには圧倒された。
芸術って不道徳な面がないと成り立たないと思うんだけど、snsでモラリティが強化されていく中でその不道徳な面をどう受け止めるのかが難しくなってる気がする。
ケイト様の色々なシャツ姿が見れて眼福❤︎
だんだんと主人公が過去のものとか価値のあるものから解放されていってるのを観て、こっちまでスッキリした。リョーハと車掌?のおばちゃんが愛おしい。
実際どうだったのかは分からないけど、映画で観ると犯行動機が薄っ!て思ってしまった…
俳優さんの演技はめっちゃ良かった。
ダンケルクのバリー君目当てで鑑賞。
鍛え上げられた肉体とお得意の気味の悪さが完全に半獣神で最高でした。
綺麗な景色が続くロードムービー系かなと思ったら、白人のエゴがえぐい映画だった…
ヴィスコンティの中で一番好きかもしれない!
真の退廃主義者たるルートヴィヒ2世の性格を余すことなく描き出しているし、煌びやかな衣装に負けない迫力を出してくる俳優陣も凄まじかった。
白黒無声映画なのにこの迫力出せるの凄すぎでしょ。火刑のシーンなんか鳥肌が立った。
簡単に瓦解できないほどの権力と偏狭な考えを育ててしまった教会の罪は重い。
衛生観念も常識もぶっ壊れてるけど、みんな思いやりと芯の強さがあって良かった。
そしてヒースレジャーはやっぱり誰にも真似できないような演技をする、、、
映画を観たってよりは一冊の本を読んだ感じに近い。カトリックの告解に悪魔から身を守る護身術的な意味があったのは発見だった。
場面が切り替わるごとにミッシェルリーのネイルカラーが変わってるのが粋だった。
前髪重めのレオンライが新鮮!
カトリシズムとサタニズムが紙一重だってことがよく分かった。
「ざくろの色」っぽいカットがいくつかあって影響受けたのかなと思って調べたら、こちらの方が先に公開されてたのか…
少女の内なる純粋さが狂気となる瞬間をあまりに上手く捉えすぎている。肉体の退廃よりも魂の腐敗の方が何倍も悪徳で魅力があるのはなぜ。
映画長いけど、この長さじゃなきゃ世之介の軽さと温かみは伝わらないと思う。
吉高由里子ちょー可愛かった。
だいぶ観てから時間経ったけど、最初のシーンだけ鮮明に覚えてるな、とてもロマンチック
コン•リーの電話のシーンとか見てると、映画というよりは演劇に近かった。
UFOというよりかは映画業界への批判や皮肉を押し出しているように感じた。ちょっと中だるみ。