TV56話のブローアップ版として東映まんがまつりにて公開。
黒い魔神とはボボブラジルならぬポポアフリカだ！（原作ではボボブラジルのまま登場したらしいが。）

シルバーリーグなる大会でMr.ゼロをウルトラタイガーブリーカーで倒したタイガーの元に、次の対戦相手ポポが現れる。リングコスチュームのまんまの格好でだ。
タイガーが悪役時代に対戦経験がありリベンジマッチに挑むポポはウルトラタイガーブリーカーの攻略を宣言！

まずウルトラタイガーブリーカーって必殺技がすごいもんな。相手を2回蹴り上げて落ちてきた所にアルゼンチンバックブリーカーだ。流石の梶原一騎、まともな発想じゃない。

必殺技攻略を宣言され、またポポの頭突きを対抗すべく接近戦を避ける作戦のタイガーは猛特訓。なんとツメのついた鉄の輪をくぐるというサーカスじみたモノだ。

ちびっこハウスの子供たちはタイガーに応援の手紙を書き、折り鶴を同封。
「勝利の折り鶴を持って入場してネ」と程ほどに厚かましいお願いをタイガーはありがたく許諾。

虎の穴のMr.Ｘの暗躍のシーンもあるが、本編にはあまり関係ない。

さて試合はポポの頭突きに苦戦しながらもタイガーが良いペースで試合を進める。
ウルトラタイガーブリーカーに対するポポの攻略法とは…蹴り上げられた際に、逆に天井を蹴り勢いをつけて落下しながら頭突きをかます、というものだった。キン肉マンみてぇ（逆か）
だが、落ちてくるポポの勢いそのまんまでパイルドライバーを仕掛けタイガーのKO勝ち。
血反吐はく黒人を見て、ちびっこハウスの子供たちもテレビの前で大はしゃぎだ。

ポポは白人レスラーへの復讐のために育成したブラックＶの登板を予告して去って行く。
ブラックＶの名前に馬場先輩をブルッちゃうぜ。

リングが1辺8mくらいありそうだとか色々ツッコみどころは多いが、それでも木村圭一郎の縦横無尽な作画は魅力に溢れてる。

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