ゆうひ

エイリアンのゆうひのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン(1979年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

レビューを書くために何度目かの視聴。
名作だというのはよくわかるが個人的に好きになれなかった。

一番の原因は、ヒロインが嫌いだから。
唇が薄くて鼻と口に力が入っていて目がキツいのは、この人の個性であり魅力であり、美人だし、キャラクターに合っていて、ほんとに適役だとは思う。
でも何か攻撃的で恐いし、怒り方なんてネタになりそうないわゆる良くないパターンのアメリカ人女性って感じがして、見てて疲れた。
そのくせに露出は無駄に多かったりする(映画としては無駄じゃないけどリアリティ的に)。
媚びないの媚びるのどっちなの?という同性特有の(?)嫌悪感があった。

あと最後の方やたらと画面がチカチカして、しんどかった。画面を一番暗くして高速まばたきをして乗り切った。チカチカのお陰でいい感じになってたような気もしないし、何なのかと徐々にイラついてきた。

好きなところもたくさんあった。
SF映画としては設定の無理が気にはなるけど、ホラーとしてはすごくよくできていると思った。エロや皮肉の入れ方がめっちゃホラー映画の責務を果たしている感じがしてw、姿勢が大好き。中でも、性描写にカウントされずにエロを入れ込んでいくことへの情熱がすごかったw
あのロボ戦のシーンのためのこの生意気なヒロインなんだろうな。だから最後死んでくれた方がスッキリはしたけど、まぁそれで、どう終わる?ってなるからダメか。

エイリアンのデザインや設定などのキャラクリは神がかっていて歴史に残るのも納得。エイリアンで何作も作ったりグッズ売りたいのもわかる。

ラスト30分の緊迫感は流石だった。
ゆうひ

ゆうひ