リドリースコット監督。SFホラーの代表作、エイリアンの第１作目。
貨物宇宙船が鉱石を積んで地球に帰ろうとした時、とある信号を受信。宇宙船クルーたちは発信源の惑星に向かうことにするが、果たしてどうなるか…というのがストーリー。
1979年というと、ロッキー2や地獄の黙示録の公開年です。
宇宙船内部や惑星の表現に凝っていて、不穏な雰囲気から徐々に凄惨な状況に陥る演出や、エピローグからのもう一幕といった手法で、後の映画に影響を与える流れを作った。
エイリアンも当然そうなんですが、アンドロイドの表現が細かいです。CGの今の映画と比較すると、逆に新鮮に映る。
ストーリーも、ただエイリアンの存在に恐怖するだけでなく、「実はエイリアンを生物兵器に利用する計画だった」というのも捻りが効いています。
思ったほどエイリアンの登場シーンが少ないのも以外。
難点を挙げるとすると、猫を探しすぎ問題とライトのチカチカ演出。
