タクマ

シンデレラのタクマのレビュー・感想・評価

シンデレラ(1950年製作の映画)
3.7
見たで。
ディズニー不動の名作を恐れながら初観賞。まず、この時代のディズニー作品を見る度に毎回感心させられるがキャラクターの1人1人の動きが滑らかだしそれだけじゃなく街並みや景色みたいな背景の描き込みが細かくてそれだけで映像の世界に引き込まれるのはディズニーが持つ力だよなと思う。
見る前は自分の中のシンデレラのイメージって待つタイプのヒロインっていう感じやったんやけど蓋を開けてみたらそれとは真逆で自分から未来を掴みに行こうとする芯の強いヒロインなのも好感を持てた。当時はディズニーも経営難で後がなかった時期に作られたのがこれでそれを知った上で見てみたら信じてれば夢は叶うっていう本作のテーマを体現したシンデレラってウォルトディズニーの人生観も色濃く出たプリンセスなんかなとか勝手に考えちゃいますね。
そんな本作が今の時代に至るまで多くの子供達に夢や希望を与えてきたと思うとなんだか感慨深い物を感じます。
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