ずっと見たくて3年くらい探し続けてたけどどこにも置いてなくこのままだと一生見れないと思ったので仕方なく英語で見た。
前半30分の映像美がものすごくてそれだけでこの作品を見る価値があった。フリルとレースの白いドレス、コルセット、お花に包まれた室内、とヴィクトリア朝時代の華やかな文化を存分に味わえて眼福だった。完璧に計算し尽くされた構図はどのシーンで止めても絵になる。ただ、少女達が失踪してからはテンポが遅く退屈に感じる部分もあった。
夢夢しい少女達の反面、不気味なBGMと荒々しい岩肌が対照的で物語を通してずっと不穏な雰囲気。『エコール』を彷彿とさせる。
結局少女達は行方不明のままでモヤモヤが残るので色々考察を読んで深めたい。
