このレビューはネタバレを含みます
初視聴年:2020年以前 再評価:2021
子供の頃見ても面白かったけども、大人になった今になって噛めば噛むほど味わいが出てくることに気づくという意味で、このコンテンツの作風を象徴するともいえる作品だと思った。
今作でひまわりが初登場して、家族内の立場が変わったことに愚痴をこぼしたりとか、成長によって目線が変わる場面はいくつかあるけども、サタケがこちら側に寝返るシーンがこれまでの作品を見返した上でとても感慨深かった。これまでずっと手加減のない悪意の垣間見える悪役が多かったから、人柄の良さとかコミカルさが滲み出る立ち回りをする悪役が出てくるのがとても嬉しかった。
こういう楽しみ方は大人になってなお子どもの頃の思い出を大事にできるから持てる感想なんだなと、我ながらうれしくなった。