KARIN

ロミオ&ジュリエットのKARINのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
4.2
誰もが知る、美しい愛の悲劇
《MEETS》
スタイリッシュな現代ギャング劇。

映像の色彩がとにかく粋で斬新!!
シェイクスピアの紡いだセリフをそのままに、モダンな雰囲気とのギャップにセンスを感じます。

結末は知っているんだけど、
やっぱり最後は切なすぎる。
そして思いっきり悲しんだ後は、物語の美しさの余韻にたっぷりひたりました(*´-`)

これまであまりレオ様の作品は観ていなかったけれど、ステキすぎる〜!!
そしてかっこいいだけじゃない。
普通だったら絶対クサくなるだろーっていう台詞も彼に言わせれば真実味を帯びて、
すっとなじんでいく。
気付いたらうっとりしちゃいます!(笑)
「ジュリエーーーット!」って叫ぶシーン、心が震えました。

溢れ出る気持ちを心から表現すること。
正直で純粋な愛だからこそ、
心にまっすぐ、強く残る。
シェイクスピアはやはり
人生を芸術に仕上げる天才。

いろいろと複雑な現代の中で、
命を懸けた真実の愛の存在を思い出させてくれる作品だったと思います。

私も死にたくはないけど、こんな恋、
してみたいなあ。♡笑
KARIN

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