トンビ

X-MEN2のトンビのレビュー・感想・評価

X-MEN2(2003年製作の映画)
3.7
前作に引き続き鑑賞。
X-MENシリーズ(旧3部作)の2作目。

まだまだX-MENにハマりきれていないなというのが正直なところ。
それでも、ブラザーフットとは違った第3勢力の登場により、話に厚みが出ていた気がする。

アクションシーンは増えるかなと思っていたが、前回同様少し物足りなさを覚えた。
ミュータントそれぞれの超能力を生かした演出は増えていた気がするが。
(登場人物の分だけ増えるのは、当たり前か。笑)

なんというか、経験値などの差を考慮しても、超能力と強さが比例していない気がする。
特に、プロフェッサーXの人物像が自分の中で揺らぎまくってる。
立ち位置的に、完璧なイメージがあったが、思ったよりも失態を犯していて、頼りなささえ感じる。
超能力が反則的な分、もっと人間的にも強くあってほしいなと思ってしまう。

あと、恋愛関係がなぁー。笑
こんなにこじれさせるなら、この描写はいらないんじゃないかな。
主人公の好意を寄せる相手が彼氏持ちってどうなんだろうか。笑
今後まさかのひっくり返る展開?…それはちょっとな。

前作を下回る評価になってしまったが、
これは前作よりも期待値があった分の表れ。
シリーズものは回を重ねるごとに面白くなる印象が強いので。

ウルヴァリンの過去の詳細、
ジョンの動向、そして、ジーンの消息。
次回作では、これらにも着目しながら見ていきたい。
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