中島晋作

愛の花の中島晋作のレビュー・感想・評価

愛の花(1920年製作の映画)
3.0
ラブフラワーとはヒヤシンスの花のことである。しかし映画はさつまいもから始まる…
オリエンタリズムを画面から強く感じる作品で、先住民の描写など植民地主義的視線が如実に表れている箇所もある。ただ、父親を救うために娘が崖から岩を落としたり、男を水中に引きずり込んだり等は面白い。あの吊り橋の場面、スピルバーグの『魔宮の伝説』を思い出す。
中島晋作

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