ししまる

13日の金曜日のししまるのレビュー・感想・評価

13日の金曜日(1980年製作の映画)
2.6
◼️概要
1980年のホラー。1957年の13日の金曜日。ニュージャージー州クリスタルレイクのキャンプ場で、少年が溺れて消息不明に。その後、キャンプ指導員のカップル殺害事件が発生し、キャンプ場は閉鎖されたが、1980年に再開。訪れた若者が次々襲われる。
◼️キャスト
キャンプ場調理係だったボリーズ夫人:ベッツィ・パーマー、若者ジャック:ケヴィン・ベーコン
◼️感想
ホラー映画の金字塔。ホラーは大好きだけど、本作は個人的には公開当時もあまり面白かった印象がなく、あらためてみると、もはや、見る人によって価値が変わる骨董品の印象。有名なテーマ曲とともに、脈絡もなく次々と若者が襲われていくだけでストーリー性に乏しく、格闘シーンとか演技がわざとらしいところもある。
◼️メモ
製作費550万ドルに対し世界興行収入5980万ドル。本作のラストで、特殊メイクのトム・サヴィーニ提案により、ボリーズ夫人の息子ジェイソンが登場する。
「フレディVSジェイソン」(2003)まで10本の続編とクロスオーバー作品が製作。09年にはマイケル・ベイ製作でリメイクされた。さらに本作の前日譚となるテレビドラマ「クリスタル・レイク」の製作が予定されている。
13日の金曜日が忌み嫌われる理由は諸説ある。金曜日と13はもともと別々に縁起が悪いものとされてきたが、19世紀後半ごろには2つが合体して最凶最悪な日になった。1年に必ず1回以上、最大で年3回、13日の金曜日を迎える。
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