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戦争と平和のwhitelilyのレビュー・感想・評価

戦争と平和(1956年製作の映画)
3.0
長尺ものは本当に時間があるときしか観れないので。

トルストイ『戦争と平和』。小説は未読だけど、あの長編小説を3時間ちょいに収めるんだからそれはそれは…長くなる(^^;;

ナポレオンのロシア侵攻が囁かれる時代。戦争に翻弄されるある家族、男女を描いた作品。戦争の裏には必ず犠牲があるもの。そんな時代を愛に生きるヒロインナターシャにオードリー・ヘプバーン。正直、長いよ208分…そんな長尺もずーっと観ていられるのはオードリーの美しさがあってからこそだと思う。彼女が映りこむだけで画面がいっきに華やかになる。
こんな時代だからこそ、女も強く生きなければいけない。たとえ愛する人を失っても。

たとえ困難なときも愛することをやめてはいけない。人生を愛することは神を愛することなのだー。人生は自分で選ぶもの、トルストイの名言を思い出した。
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