電気羊

戦争と平和の電気羊のレビュー・感想・評価

戦争と平和(1956年製作の映画)
4.1
原作読了記念に視聴。「戦争と平和」のエピローグでトルストイが記述していた「歴史とは、一人の英雄の意思によって作られるものではなく、その時代に生きた名もなき末端の貧民の意思も合わせた総意である」という歴史哲学のポリシーのもと、皇帝から乞食までの心理描写や、当時の軍隊の戦略を余すことなく執筆した原作とは異なり、ストーリーを追うだけの展開になってしまっていた。まあ、仕方ないけどね。それでも、当時の服装や街並み生活文化、戦場を映像で観れることには価値がある。
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