おーひら

未知との遭遇のおーひらのレビュー・感想・評価

未知との遭遇(1977年製作の映画)
5.0
ロマンしかねぇ!家族、仕事、家、全てを捨ててでも自分の知的探求心のみで行動する人間はめちゃめちゃ格好いい。でも1つ気がかりなのはおかしくなった父を見て長男はどんな事を思ってたんだろう‥
ジョンウィリアムズの音楽も良い。あの五つの音階をデビルスタワーを見つけた時の曲と合わせてあの場面で流すのは堪らんすぎる。
スピルバーグはつまらないなって感じる作品が1つたりともないのが凄い。何を写して何を写さないかっていう映画の根幹を他のどんな監督よりも大事にしてる監督だと思う。だから、冒頭のサスペンスシークエンスからラストの基地のシークエンスまで全てのカットが純粋に映画を面白くさせるためにあるのが伝わってくる。映画が好きな気持ちを100%作品に昇華させることの出来る監督は中々いないと思うから本当に尊敬しちゃう。スピルバーグ愛がまた増してしまった。
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