未知との遭遇の作品情報・感想・評価

未知との遭遇1977年製作の映画)

CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND

製作国:

上映時間:135分

ジャンル:

3.5

「未知との遭遇」に投稿された感想・評価

Lucy

Lucyの感想・評価

3.0
おもしろいとかつまらないとかそういう評価の仕方ができないけど、不思議な気持ちにはなった。
最後の方流れる音楽、交信のあの5音から曲が作れるなんてすごいと思った。
結局あの後どうなったんだ、、気になる、、、
赤

赤の感想・評価

4.5
2018年DVD鑑賞23本目

人類と宇宙人のコンタクトを描いたスピルバーグ監督のSF代表作。
オリジナル版、マザーシップ内を映すシーンを追加した特別編、映像の追加や修正が施されたファイナル・カット版がある。
この夏「ペンギン・ハイウェイ」鑑賞後無性に見たくなったので3バージョンを再鑑賞。

スピルバーグが5歳の時のある夜、父親に起こされて流星群を見に行った。それ以来、宇宙への尽きぬ興味を抱き始め、いつかUFOの映画を撮りたいと企画を温めていた今作。まさに夢の詰まった作品である。

有名な5つの音を使った交信。
マザーシップとの交信時、言葉を介していないのにも関わらず心と心が通い合っているように演出できるのは感心してしまう。
12音のうち5音を選ぶパターンの総数、すなわち約13万4千通りの中から選び抜かれたこの5つの音。もはややっている事自体が本物の研究家達のアプローチと変わらないという、天才ジョン・ウィリアムズが惜しみなく努力をして生まれた奇跡の音階である。
小さい頃に"レミドドソ"と弾いて宇宙人に会えないかなと期待を膨らませていたのが懐かしい。

そして宇宙人とのコンタクトシーン。
人々が銃を所持しておらず、宇宙人を好意的に捉えている点が好きである。もちろん全ての宇宙人が人類に好意的であるという確証などなく、もしかしたら宇宙戦争のように一瞬にして消される可能性も十分有り得る。何の対策もせずコンタクトを取るのは非現実的であるのは確かだが、音という共通言語を用いてコミュニケーションを図り、互いを信用し武力行使をしないこのシーンの持つ温かみがたまらない。宇宙人に限らず私達人と人とが心を通わす時に大切なこと、互いを認め信じ合うという我々が忘れかけてしまっていることを思い出させてくれる。

ハンドサインを交わす時に宇宙人の見せた笑顔も夢があって良い。
宇宙人は存在するのか?という問題に対して、これだけ広い宇宙なら絶対どこかに存在するはずだと小さい頃から思い続けている。この思いの根底はこの作品を始めとした多くのSF映画との出会いがあったからだろう。

台詞なしで映像のみで語られるまさに"未知との遭遇"のシーンにどうしてここまで感動するのだろうか。この慈愛に満ちたコンタクトとジョン・ウィリアムズのエモーショナルな音楽でグッと胸が締め付けられる。このシーンは台詞も字幕もなくとも全人類、いや宇宙人さえも理解できるかもしれない。
最後に主人公ロイが宇宙人達と共にマザーシップへ乗り込み、宇宙へ飛び立ちエンドクレジットの流れの段階でもう涙を流していた。
エンドクレジットで流れる"星に願いを"のフレーズも入ったラストの壮大なオーケストラも最高である。やはりジョン・ウィリアムズは神曲しか作ることができない。

今も尚現役で名作を撮り続けているスピルバーグ監督。そして今も尚、人類はこの作品が生まれた時代からも変わらずまだ見ぬ宇宙への探究心を抱き続けている。まさに見た者へ夢を与えてくれる映画である。
鑑賞後に都会の光で星が見えない夜空を見上げました。
当時、空を眺めてはもしやなどとワクワクしたものだが、人工衛星であろう。
Daiki

Daikiの感想・評価

4.0
未知。それは恐怖であり、好奇心であり、苛立ちである。

1978年アカデミー賞撮影賞、音響編集賞受賞作品。
世界各地で発生するUFO遭遇事件と、人類と宇宙人とのコンタクトを描いた作品。

一般的なSF作品の宇宙人は、人類を害する存在として描かれるのだが、本作はそうではない。
かと言って友好的かも分からないので、先の読めない展開に惹き込まれていく。
この未知との遭遇への絶妙な感覚が、本作の魅力だと思う。

我々は未知を恐れ嫌気し、排他的になってしまいがちである。
しかしそうではない遭遇も十分有り得る。
稚拙であっても、理解が存在しなくとも、未知との遭遇が平和なものであることも有り得るのだ。
本作のように未知との遭遇が、知性と相手への配慮に溢れたものであるならば、交流はより良いものになるだろう。
交信音が耳から離れない。
個人的にスピルバーグ映画は好きですかね。好きじゃない作品もあるけど、アベレージは高いです。
そしてこの映画の感想は、結構好き って感じの映画でした。

撮影は他の作品同様、当時のクオリティとは思えないくらい素晴らしいシーンが多かったです。設定とかも興味深い部分が多かったです。

ただ作品の毛色のちがいもありますが、他のスピルバーグ映画にある楽しさやスリルさ、アクションや心温まるドラマや印象深いストーリー、オタクの人たちが熱中して感動できるような部分が少し薄く、純粋な感想としては、個人的にはもう少しそういう部分を期待していました。
moon

moonの感想・評価

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奥さんから信じて貰えず、分かり合えるもの同士で一緒になるのかと思ったらUFOに乗っていってしまった!UFOでの生活がどんなものなのかすごく気になる!!
nagarebosi

nagarebosiの感想・評価

4.5
素晴らしい!圧巻っ!でした。やはり名作といわれるだけあります。
「~特別編」「~ファイナルカット版」と観ましたが、公開版の本作が一番分かりやすくストレートに良かったと思いました。
主人公の子供っぽさ(純粋という意味で)、彼を取り巻く大人達の「現実を見ろ」的な態度、我が子を奪われ焦燥感で疲れつつも何故か”山”に憑かれる母親など、キャラクター造形がリアルでそれを体現する役者さん達も上手かったです。
特にドレイファスが科学者達に尋問される後半のシーンで最初は落ち着いて科学者に質問していたのに段々と感情を抑えきれず怒鳴りながら「何故なんだ!!」と聞く演技は「そうそう、そうなっちゃうんだよね」と同意してしました。
主人公が初遭遇するところも、最初に車だよって振っておいて2度目で落と
す演出や、子供が”彼等”と初めて遭遇する冷蔵庫のシーンの子供の表情や仕草等、ほんとにきめ細かくキャラクターを描写して見事でした。編集のタイミングやショットの入れ方で、こんなにも名シーンになるんですね。
”音”がキーワードの本作ですが、あの五つの音階を聞いて「これは!!」とすぐに言えるほど強烈でインパクトがあります。それ以外の音楽も耳に残り、やはりジョン・ウィリアムズは天才なんでしょうね。
宇宙船の造形もただただ「圧巻っ!!」の一語で、あれがプラモで出たら即買いします!
撮影監督はヴィルモス・ジグモントですが、第2班や追加撮影で名だたる巨匠クラスの撮影監督が参加していることにも驚きでした。しかも見事に統一感がありアングルや照明等、ブレず見事でした。
今のスピルバーグの作風とは画作りやストーリー展開が違い、70年代特有のアメリカ映画らしさが残っているのも、この作品が名作・傑作と言われる所以なのかもしれません。
主人公が何故、あの”山”にとり憑かれたのか、”何故?”という明確な答えがないまま進行していくので、論理的な見方で映画を見る方は納得できないかと思います。でも、そういうのをブッ飛ばして「感じてほしい」というのが私の思いです。
しかし奥さん役のテリー・ガーはなんかこう、コケティッシュていうんですかね、かわいらしくて好きです。
ATSUYA

ATSUYAの感想・評価

4.5
2018年夏休み17本目
監督 : スティーヴン・スピルバーグ
主演 : リチャード・ドレイファス
共演 : フランソワ・トリフォー
テリー・ガー 等

1977年に公開されたアメリカ映画。監督スティーヴン・スピルバーグが自ら脚本を手掛けた。

第50回アカデミー賞では撮影賞を受賞した。

バージョンがたくさんあってどれを見たのか正直わかりません。多分ファイナル・カット版だと思います。

とても面白かったです。UFOが人間を襲うわけでもないし、ビームを出して地球を破壊するわけでもないけど、子供が連れ去られるシーンや最後の遭遇シーンにはとても見応えがありました。

スピルバーグが宇宙人を友好的に描いているのは意外でした。『E.T』の宇宙人は友好的ですが、先に『宇宙戦争』を見てしまったので、「そろそろ来るぞ、来るぞ」とUFOからの攻撃に構えてしまいました。
登場人物達も同じ気持ちだったと思います。

リチャード・ドレイファス演じる主人公ロイはスピルバーグの実際の父親を投影しているキャラクターだそうです。辛い経験まで作品に活かせられるなんて、やはりスティーヴン・スピルバーグは天才ですね。

ロイは家族を壊したクソ野郎です。でも、一つの物事に夢中になりすぎて、周りが見えなくなる人は憎めません。家族は失ってしまいましたが、追い求めていたUFOを見ることができた彼は満足だと思います。

いつまでも少年・少女の心を持っている人の方が幸せになれるのではないでしょうか。ロイの最後の表情がこの映画のポイントだと思います。

フランソワ・トリフォーが出ていることには驚きました。彼の作品は近くのレンタルビデオ屋に置いていないので(見つけれていないだけかも)、netflixで配信されるのを願っています。
なんて平和な映画なんだと感じた

なんじゃこの撮り方古いなあと感じないのはすべてのSFはこの映画に影響を受けてるから?

未知が本当に未知だったときの映画だと思う
今は未知がありふれているからさまざまな映画になるのだと思うけど
本当の基盤、人々は未知をこういう形で初めてスピルバーグに教えてもらったんかなあ
スピルバーグすごいなあ。
UFOに連れ去られた人たちは何してたんだろう?とか思った。
家をUFO来るところとか怖かった〜現実であったとしたらこんな感じだったらほんと恐ろしい。。。
ニアリー?途中頭おかしくなったのかと思った。
あの時代にこの映像作ったというのがすごいよね!
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