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ゴーストワールドのSoulFoodKitchenのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.3
卒業式で車椅子の子のスピーチを覚めた目で見てたり、女優志望の子のマネして握った両手を体の横でフラフラするのを見て、イーニド(ソーラー・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)の性格や立ち位置が良くわかるな〜😻
自分は同級生とは違ってて個性的で趣味もいけてると思ってる🤡
そんなサブカル女子の青春グダグダ日記。
都会でもない田舎でもない手頃な地方都市感が心地エエ〜🤗
「ヌンチャク男」とか「ブキミ君」とか町内に変人がいてるのは「天才バカボン」みたい😙
古着の2人のファッションも可愛いし街をダラダラと不機嫌そうに歩く姿はコミックそのもの😙

あるキッカケでシーモア(スティーヴ・ブシャミ)と言う古いレコードオタクで女性には奥手で冴えない中年男性と知り合う。
普段は弱気やけど運転したら怒鳴り散らしてキレる変な奴😅

次第にイーニドと仲良くなってシーモアの家に遊びに来る様になって、友達から、それは淡い恋になる・・・
オタクのモテない男が趣味が同じティーンの女の子と仲良くなるて・・・それイタイ妄想やから😆
でも、ライブハウスで目当てのブルースシンガーにトキメクのはムチャよくわかる😘

イーニドが卒業制作展に黒人差別時代のチキンのポスターを出すけど、何の説明も無かったら、そら問題になって抗議も来て撤回されるよな〜😫
そして唯一の希望やった美術学校の入学も断られる事になる・・・
イーニドは才能があるかもしれないけど、自分のやりたい事も見つからない中途半端な状態や・・・

やがてレベッカとも疎遠になりシーモアとも別れ、家族の元も離れて一人残されたイーニドは運行されてない筈のバスに乗り込む・・・

彼女の行き先は誰も知らないしイーニドにもわからない・・・
そこは自由な世界か、それとも辛い現実が待ってるのか・・・
青春の旅立ちは行き先のわからないバスに乗る事かもしれないネ😘

ポップでほろ苦い愛すべき永遠に輝く青春映画やな🥳
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