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ゴーストワールドのjbnniのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.0
リアルでひねくれた青春映画。
イーニドの行動や気持ちにすごく共感できたけど同時にイライラした。レベッカみたいに現実主義者で仕事も部屋もパッパッと決められる人とイーニドみたいに理想主義者で今の現状に不満を抱えながらも変えられず、燻ってる人とでは社会の見方も将来も全く違うんだろうなと思った。私はどちらにも共感できた。イーニドの10代特有の社会や人へのどうにもならないイライラとか本当は素直になれないだけなのに自暴自棄になって強がったりとかどれもあるあるだなと思った。
イーニドがシーモアに興味を持った理由もなんとなくわかる。イーニドはレベッカや父親の支援を拒否して結局1人で街を出ていくのがイーニドらしいと思った。でもイーニドは自己中すぎだし、そんなにふてくされてても良いことないよと思った。
スカヨハの若い頃可愛い。変わらない低音ボイスが良かった。
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