AmeNohi

ゴーストワールドのAmeNohiのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.0
これも20年前のアメリカの映画なのに共感できるところや現代にも通じる社会風刺があって驚かされた。イーニドは自分を理解できてないから色んなファッションに挑戦する。すぐに戻した髪色。ほんとに好きなものは何だったのか意外とよく分からない。アウトサイダーではあるけど、他の人にはない特別な才能がある訳でもない。自分に自信がないから他人に対して攻撃的になる一方、シーモアみたいに内向的になる人もいる。自分は後者だが、イーニドにいろんな点で共感した。
ラストの来ないはずのバスが来るというリアリティを無視した映画的演出が冴えてた。ヌンチャク男面白すぎる。シーモアの最後の登場がカウンセラーとの形だけの会話なのはよく分からなかった。みじめだね、ということ?スタッフロール後にああいうおまけは初めて見た。ドロスのMVみたい。
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